素敵な出会い


2006/04/08

セッション、セッションとえらそーに書いていますが、私が弾けるベースラインはコード・トーンを分散させただけの単純なものです。
コード・トーンとは根音、3度、5度、7度の4音で、この4音全てを小節ごとにあてはめると、音程差がありすぎてゴツゴツした感じのフレーズになります。
はじめはそれすら難しかったのですが、最近では、スタジオではじめて目にする楽譜でも、その曲を何回かやると何とかコード・トーンをつなぐことが出来るようになりました。
そして2度、短3度をちょこっと入れると、とても滑らかなフレーズになることがあり、たまらなく嬉しくなります。

もっとメロディアスなラインを作りたい・・・そのためには使える音数を増やして・・・さぁ、その2度、短3度を何処入れるか?が問題。
「フレーズ作りは理論にとらわれず、感覚的に気持ちの良い音を弾くことが大切ですよ」と私が習っているベース教室の先生は言われます。
おそらく、もっと弾きこめば体感的にわかるようになるのでしょう。遠回りなようでも時間をさいてじっくり弾きこむことが結局、近道なのですね。

とは、分かっているものの、少しでも楽してベースライン作成法を得とくする方法はないものか(やっぱり分かっていない?)と、教則本を見たりインターネットで検索したり・・・・。
ありました、ずっと以前に購入していたHow ToものDVDが、
『ウォーキング・ベースの常套句 (水野・正敏氏)』
これにはいくつかのコード進行による演奏例とその楽譜が収められており、そのままこれからやる曲に使えそうなフレーズがいっぱいです。
「この音使いを分析すればライン作りの奥義がきっとわかるはず、ヒッヒッヒッ・・・。」

昔からそうでした。
何かやり始めてちょっと困ると、購入しては利用しきれずにあきらめる、あることすら忘れてしまいそうになる教則本やアイテム。だめですよね~、もったいないし。
でも、それに出会った瞬間はどんな困難をも克服できそうな勇気に満ちあふれます。
今、俄然そんな気分です!
いやぁ~うれしいなぁ~、またなんか買っちゃお~。

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