阪神高速

2006/04/28

昨晩は19:00~バンドの練習でした。
いつも使うスタジオは大阪市内福島区にありますが、この時間でもラボから30分程で移動できます。多分、市内から帰宅する人たちと流れが逆方向になるからでしょう。
毎日、ド田舎の自宅とド田舎の仕事場を往復する私は、ド田舎をこよなく愛していますが、この時ばかりはぐっとテンションが上がります。
大阪城の横、京橋ビジネスパークが見え出す辺りでいつも思うことは「スーツに身を固めて働いていたらどんな人生だったかなぁ~」ってこと。

もう1人の自分が話し出す。
「お前はいつも逆方向に流れていた、粋がっていたのでも、自ら選んだわけでもない、同じ向きには追いつけなかったんだ。」
そして、
「あのビルの最上階を自らオフィスで埋めつくし、4方の窓から遠くを望む男たちの視線の先には、とてつもない幸福が見えているんだぜ・・・・」と。

もう何百回、何千回と聞かされただろう。


今回、使用したスタジオは、ザ、ベストテンの中継に出てくるような部屋(例えが古い、そして大げさ)でした。
本日の課題曲は5曲。
以前日記に書いた“超高精度、コード移調早見板、小川君”のおかげで移調作業は問題なし。
ルックスはご覧の通り完璧?
曲の構成など確認して22:00練習終了。


車に乗り込み練習の録音を聞いてみる。
誰にも聞かれたくない間違いだらけのベースの演奏。
でも、多少の不協和音も聞き慣れてしまえばジャズと言う音楽の性格か、次第に心地よく(最近気付いたのですが、どうもマゾのようです)・・・。

そしてラボに向かって走り出す。
すると、また聞こえ出す声。
「お前はいつも・・・・・」

「いや違う、俺は、四条畷いち、阪神高速1号線環状が似合う男」

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