切なさのわけ・・・



2006/05/17

昨日、最寄の労働基準監督署で年1回の労働保険の年度更新をしてきました。零細業者は何でも社長がやらにゃあきまへん。

場所は枚方(ひらかた)市というところで、わたしは市内の香里(こうり)団地と呼ばれる地区に4歳~7歳までの3年間を過ごし、それ以後ずっと奈良市に住んでおります。

昨日、用事を済ませたあと、久し振りにそのあたりを回ってみました。
いつもの事ですが、その頃の建物を目すると、言いようのない切ない気持ちになります。
あの頃が飛びっきり楽しかった訳でも、とてつもなく悲しかった訳でもありません。
誰でも感じる、でも誰とも共有できない、まあ懐かしさ、ちゅ~やつですね。

「異人達との夏」という映画があります。
主人公が幼い頃に死別した両親に現代で再会するという筋ですが、その両親と再び別れるシーンでかなり泣かされます。
もちろん私の懐かしさとはこれに比べるほどではありません(しかも両親は健在です)が、はるか40年前にわずか3年間住んでいただけなのに、なぜこれほど胸が締め付けられるのかわかりません。
切なさとは・・・・すぐ手の届きそうなところにあるのに、決して変えられない現実・・・・
かなぁ~。

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